∴ 慰霊の日

こんばんは！

6月23日は沖縄慰霊の日でした。
沖縄戦の組織的戦闘が終わった日とされています。
65年前の戦闘で沖縄県民の四人に一人、25万人が犠牲になりました。


この日が近づいてくると精神的に落ち着かなくなってきます。

どのようにこの日を迎えようかと考えます。

沖縄の人の想いを知るにつけ、軽い気持ちでいられなくなってきます。


この日を前後して、今年も多くのうちなーんちゅのblogや日記を読みあさりました。

ぐっとくるものがあります。

流動食しか食べられない、衰弱したおじぃが、慰霊の日の行事に行くと言って聞かない

とか

学童疎開の船、対馬丸に乗れなくて次の船に乗って、対馬丸が砲撃されて沈没するのを見ていることしかできなかったおじぃ

とか

死体が転がってる中を読谷の山の中に逃げたおばぁの話とか

いろいろ出て来る訳ですよ。


自分が今生きているってことは、自分の両親が生きていたから自分があったわけだし、さらにその両親にあたる祖父母の生があるわけで、先祖代々、一人でも欠けていたら自分自身は存在しなかったわけですよ。

だから、自分の命には、それだけの重みがあるし、同じように全ての命にはそれだけの重みがあります。

もっと生きたかったであろう命が、あの戦争でどれだけ粗末に扱われたか、忘れずに伝えて行くこと。
そして、二度とあの惨劇を繰り返さないこと。

そんなことを考えながら、黙祷しました。



引っ越し途中だったけど、車止めて黙祷したぜ！